昨日は大阪府立体育館にボクシングを見に行きました。
といっても僕はボクシングはあまりわからないのでつきあいでした。
世界タイトル戦ですごいんだけど、わからないので僕はどちらかというとラウンドガールを見ていました。
勝手な想像ですごいなーと思ったわけです。
だって、モデルですよモデル。どういう経緯でモデルになろうと思ったんだろうと考えたわけです。
ちょっとかわいいからモデルになれると思ってモデルになろうとしたんだと思うんですね。でも、きっと周りは「あんた、ちょっとかわいいからっていって誰でもモデルになれるというもんとちゃうねんで」「やめときあんたみたいなん五万とおるから絶対失敗するで」とかいわれてたんだと思うんですよ。
もちろん、愛想で「かわいいから絶対なれるよ」とかいわれていたかもしれないですけど、でもね結構反対もあったと思うんですね。
で、それでも自分はモデルがやりたい!と思うからモデルになったと思うんですよ。自分がかわいいと信じて、モデルとしてやっていけると信じて努力してモデルになったんだと思うんですね。
見てる人は「ラウンドガールってしょーもない仕事させられてるわ」とか「若かったら誰でもなれるわ」とか「使い捨てや」とか「素人でももっとかわいいのおるわ」とか何とか思っているかもしれないんですね。
それでも自分を信じて「人前で自分はかわいいですよ!」と表現してるんです。
これってすごくないですか!?
iPhoneアプリを作るようになって、声優さんやイラストレーターさんに出会いました。
そのお陰でなんというか自分を表現する方ってすごいなーと思うようになったんですね。
だって、声優さんは声優になりたい!というのと同時にきっと自分の声に自信を持ってお仕事をされてるんです。イラストレーターさんもきっとそう。
僕は本当にすごいと思うんです。
モデルさんも声優さんもイラストレーターさんも自分の持っているコンテンツを自信を持って表現することができるんですよ。
すごくないですか!?
僕だけじゃなくて多くの傍観者となっている一般人は、そういう人のことを遠くからテレビでも見るように見て、評論していると思うんですよ。
で、いざ自分がそれをしてみろ!といわれたらとてもじゃないけどできない。
例えばチャンスがあっても、他の人はこう思うんじゃないかなとか何とかかんとか思って、結局引っ込み思案でせっかくの機会を失ってしまう。なんてことがあると思うんですよ。
傍観者でいることに安住しているんですよね。
だって、人を批判している方が自分が傷つかないですからね。
一番楽なんですよ。
見ている人は「そんなの素人でももっとうまい人がいるよ!」「素人の方がきれいな人がいるよ」とかいうと思うんですね。
でもね、それは素人なんですよ。
彼ら彼女らはまず一歩踏み出しているんですね。
「自分に自信を持って」「自分の持っているものを前面に出して」「自分の一番いいところを売り込むことができる」ことは本当にすごいと思うんです!
もう、それができるだけで僕らの1歩も2歩も3歩も前を進んでいるんですよね。
もちろん、途中で挫折する方もいると思うんです。大成できない人もいると思うんですよ。というよりほとんどの方は大成できないんだと思うんですけど、少なくとも自分を表現できない人よりは成功していると思うんです。
僕は自分がとても恥ずかしい。
今までは自分のできることを隠すことがすごい!とかやったらできるんや!みたいな、孫悟飯が感情を爆発させて初めて敵を圧倒して倒してしまうように、普段はできないけど、本当はできるのにやらないだけだ!みたいな変な感覚を持っていたのですが、最近とてもそれが恥ずかしいと思うようになりました。
自分のできること、やりたいことをモデルさんや声優さんやイラストレーターさんのように表現できるように、自信を持って意思表示できるようになりたいなーとラウンドガールさんを見て勝手に妄想していたわけです。
しかし、何を書いてるんだろうね。でも、それぐらいすごいなーと思ったんですよ。
そうそう、ボクシングはというとWOWOWでいつも見ているジョー小泉さんをこの目で見ることができてとてもうれしかったです。