もうかなり昔なんだけど僕が小学生の頃、ヒヨドリの雛を保護したことがあって、雛といっても巣立ちの練習をしていてそのまま雨にうたれてしまったものなのだけど、そのまま置いておくと良いことにはならないから家に持ち帰って乾かして餌をやってたんですよ。
そこそこ元気になってきたころに雨が上がったら家の周りが騒がしいんですよね。ピーピーだったかな?鳥がものすごく鳴いてるんですよ。
よく見たらヒヨドリの番い。
なんだろ?って思ってたら雛も鳴き出すし。
どうも親鳥らしいんですね。雛を探してるみたいで。何で家にいるのがわかったのかはわからないのだけど、雛の声が聴こえていたのかもしれないですね。
雛を放してやると雛は親の方にちゃんと飛んでいくんですよ。不思議だな〜って。
卵から生まれるものにはそんな感情みたいなのはないと思っていたので。
それがどうしたって?いや〜ただそれだけ、何も意味はないんですけどね。
ただ、ヒヨドリが番いで飛び回っているのを見て、何となくそんなこともあったねと思い出しただけなんです。
忘れていた昔の記憶を呼び起こしてくれて、何となく懐かしい思いになりました。