フィクション

今日は僕の住む世界に近いところを舞台にしてお話を考えてみました。
アプリ開発者のファンタジーです(笑)

むかしむかし
人気のアプリを作っている会社がありました。
そこにはいつも一生懸命ながんばり屋さんがいました。

がんばり屋さんは夜もあまり寝ないで頑張ってアプリの仕事をしていました。
毎日毎日、遅くまで早くから。

ところが突然、会社の経営がうまくいかなくなりました。

会社の社長はアプリの開発をやめることに決めました。
プログラマも辞めました。
がんばり屋さんはプログラムを少しかじったことがあることを社長に告げました。
だから、開発を続けさせて欲しいと一生懸命気持ちを伝えました。

でも、会社はそんな状況ではなかったのです。
「ちょっとプログラムを触ったぐらいで商品にするものを開発させるわけには行かないし、開発なんかできない!そんなに甘いものじゃない!!生意気なことを言うな!!」とがんばり屋さんは言われてしまいました。

そしてとうとうアプリの開発は中止になってしまい、がんばり屋さんもお仕事をやめざるを得なくなりました。

数ヶ月後、がんばり屋さんは今までとは比べ物にならないくらい、大きなアプリの会社にいました。
そしてがんばり屋さんは今とても素敵なアプリの開発を続けています。

そこには並大抵の努力では補えないほどの努力もあったでしょう。
眠いのに眠らず常に頼らず勉強を続けていたのでしょう。
泣きたいこともあったでしょう、辛いこともあったでしょう。
それを乗り越え自分の力で幸せをつかんだがんばり屋さん。
そのことを考えると嬉しいのに涙が出てくるのは不思議ですね。

素敵ながんばり屋さん。

そしてそういうがんばり屋さんをみていると。。。とても幸せな気持ちになるんです。